梨ブログ

Blender等の3Dの勉強

Blenderのグローバルイルミネーションについて確認

先日、SecondLife上の物作りのお店で Blenderはグローバルイルミネーションに対応しているのか、 という話題が少し出たのですが、 私自身、初心者でライトとかがよく分かっていないので、 調査してみました。

まずグローバルイルミネーション(以降GI)が何なのかというのが そもそもハッキリわかっていなかったので、 Wikipedia先生に聞いてみました。

Wikipedia:グローバルイルミネーション

光エネルギーの大域的な輸送を光学的・物理学的に正確に扱おうとするレンダリング技法のことである。

…!?

なるほど。わからん。

これだけ見るとわかりませんが、読んでいるといくつかキーワードが。

  1. 照り返しによる間接光
  2. (透明な球を光が透過・屈折した後で地面や壁に到達することによる集光模様
  3. 奥まった部分には柔らかい影が発生

このような、照明が表現できていればGIに対応している、と呼べそうです。

Blenderで実際にWikipediaに貼られている画像と同じような 状況を作って確認してみました。

f:id:nashisplash:20180930164737p:plain

  1. Wikipediaの画像同様、手前の緑の壁の色が白い壁に写り込んでいます。
  2. 赤い壁の下のあたりに、光が集まってみえます。
  3. 奥まった部分に柔らかい影が発生してみえます。

これらを見る限り、WikipediaでGIの特徴として書かれているものは BlenderのCyclesレンダーで適用出来るようです。 (Blenderレンダーで適用できるかは未確認)

詳しい人であれば、Cyclesレンダーが採用しているレンダリング技法が〇〇でなので 対応してる、してない、と即答できる内容かもしれませんが、 派生などもあり、なかなか深そうな沼に見えましたので、今回は実験で確認してみました。

以上です~。